第45話 玉王の黒い謀略!!の巻


ひとつ 人びとを泣かす非道の輩を ふたつ 深い怒りで倒してやるぜ 三つ みせよう思案の末の闘龍極意 一悪一滅!!

1ツッコミ目 ⇒なんか無理矢理な数え歌だな。  「思案の末の」っていうのもよく分からない。  拉麺が思案したものじゃないだろ。 1ゲェー 2ツッコミ目 ~~扉~~ いろんな服装でいろんなポーズをとる拉麺。 ⇒バカすぎる扉だな… 1ゲェー 3,4ツッコミ目 ~~冒頭~~ とある刑務所。 二人の囚人が脱走したと大騒ぎだ。 獄吏「逃げ出したのは、再三再四にわたって   ラーメンマンたち超人拳法総本山壊滅を企てた罪で収監された   玉王とその手下 鍋巴(オーパ)だーっ!!」 ⇒分かりやすすぎる説明だ… 1ゲェー ⇒鍋巴って新キャラなんだけど、  なんの説明もなく玉王の手下に納まってるんだよな。  誰なんだ、一体? 1ゲェー 5~7ツッコミ目 なんとか逃げおおせた玉王&鍋巴。 玉王「うわっはっはは、バカなこっぱ役人に捕まるものか。  なんたって、この数か月 刑務所にくすぶってる間に、  ラーメンマン打倒の新しい装置を作り出したんだからな!!」 と抱えている布袋に目をやる。 ⇒刑務所内の設備でどうやってそんなスゴソウなものを開発したんだ? 1ゲェー ⇒だいたい、玉王が刑務所に入っていたなんていう唐突な設定は必要なかったような気がするが。  普通に、秘密の研究所で新しい装置を開発したとかじゃダメだったのか? 0.5ゲェー ⇒玉王と鍋巴の服装は白と黒の横縞の囚人服。コントじゃないんだから… 1ゲェー あらすじ 舞台変わって超人拳法総本山。 総本山に戻ってきた拉麺は「玉爪切りの儀式」というものを受ける。 これは拉麺の爪を切る式典なんだそうな。 ながく伸ばした爪を切り壷に納める拉麺 8,9ツッコミ目 ~~~(シューマイによるナレーション)~~~ {…というように、あのラーメンマンの爪は、 一週間後に山東省の白鶴町で行われる ラーメンマン博覧会で展示されるものだったんだよ。} 拉麺の功績をたたえ、博覧会が開かれるのだそうな。 ⇒日本語が不自然。なんでいきなり過去形? 0.5ゲェー ⇒「玉爪切りの儀式」とか名前が付いてるから、昔から行われているものかと思ったら、  博覧会のための儀式だったのかよ! 0.5ゲェー 10,11ツッコミ目 ~~~一週間後~~~ 拉麺男博覧会に大勢の人びとがつめかける。 拉麺の死闘を記録した写真パネルコーナー 三悪人との闘い、五点星との闘い。 拉麺の携帯品を展示したコーナー 拉麺の服、カタアテ、ヌンチャク、闘龍極意書などなど 観衆「ヘエー、これが千二百年の歴史を持つ闘龍極意書か~   しかしどんな立派な物かと思っていたら、ずいぶんきたない物なんだな。」 ⇒闘龍極意書を展示しちゃダメだろ…  アレは拉麺が肌身はなさず持っていなきゃいけない物だろ。 1ゲェー ⇒超人拳法は千四百年の歴史があるはずなんだが。 0.5ゲェー 12~15ツッコミ目 しかし数ある展示コーナーの中でも一番人気は拉麺男の爪を展示しているコーナーだ。 拉麺男の爪が鎖につながれた豪華客船を吊り下げているのだ! 拉麺のツメの強靭さにおどろく観衆たち。 ⇒豪華客船って、どういう時代設定なんだ。 0.5ゲェー ⇒豪華客船って言うか、豪華客船の模型だろ、これは。  豪華客船の模型を吊り下げる爪ってしょぼい展示物じゃないか? 1ゲェー ⇒拉麺の爪がこの前切ったときより長くなってるんだが。 0.5ゲェー ⇒観衆たち(アシ絵)が妙にアジがある。  なんか、逆さ絵のような顔をした人びとだ。 0.5ゲェー 16,17ツッコミ目 主催者は会場の盛況に喜び、展示物を貸し出してくれた総本山大僧侶に礼をいう。 大僧侶「いやいや、礼を言わねばならぬのは、私たちのほうです。   極意伝承者は、普段より人々とふれ合いを持たねばならぬのですが…   この世は悪人が多すぎ、どうしてもラーメンマンの出番が多くなり、   旅にばかり出なくてはならず、人びととふれ合う機会が少なかった。   しかし、この博覧会で人びとラーメンマンが身近に感じられるようになったでしょう。」 で、当の拉麺は悪党退治のたびに出ているのだそうな。 ⇒旅にばかりでてるなら、人びととふれ合う機会は多いと思うが。 0.5ゲェー ⇒拉麺がいないって、大僧侶の言葉 台無しじゃないか。 0.5ゲェー 18,19ツッコミ目 そんなとき、会場に忍び込んだ鍋巴が、催涙ガス(⇒!)を投げ込んだ。 鍋巴はパニックに乗じて、拉麺の爪を吊るした天井に向け、ワイヤーを撃ちこむ。 そして、そのワイヤーに滑車付きマジックハンドのようなものを取り付ける。 ワイヤーを両手で掲げると、その勢いで滑車はワイヤーを駆けのぼり、 鎖を引きちぎり爪を奪っていった。 その爪を持って鍋巴は逃走。 ⇒鍋巴がワイヤーを掲げると、滑車が天井へと駆けのぼっていくシーンが物理的に妙。 0.5ゲェー ⇒あとマジックハンドが爪をつかんで鎖に触れずに鎖を引きちぎっているのも妙。 0.5ゲェー  (このへん細かいんで読んでて意味わかんなくてもいいです。) 20ツッコミ目 ~~~~舞台変わって、旅先の拉麺~~~~ 拉麺は、新聞(⇒!)で博覧会の一件を知り、 犯人の狙いは一体なんなのかと不安を覚える。 そんな拉麺をシゲミからつけねらう玉王とその手下(アシ絵)たち。 玉王の合図で一斉に襲いかかる手下たち。 が、拉麺はそれを難なくかわし、手下を次々になぎ倒してゆく。 ⇒アシ絵の手下たちがテキトーすぎ  コマごとに風貌がガンガン変わってゆく。 1ゲェー 21ツッコミ目 玉王が手下に拉麺を襲わせたのは、 あるタクラミがあって拉麺に猛虎百歩拳を放たせようとしてのことだったが、 拉麺は猛虎百歩拳を放つまでもなく手下たちを片づけてゆく。 作戦がうまくいかず焦る玉王。 が、そのとき {シューマイ…!}とシューマイを眺めて妙計を思いつく。 ⇒シューマイを眺める玉王の切なげな表情がイカス。 1ゲェー 22ツッコミ目 手下の最後の一人に三節根でかすり傷を負わされる拉麺だったが、 これも難なく片づける。 …と、安心した瞬間 隠れていた玉王がシューマイ目がけて刀を投げてガケへと吹き飛ばす。 拉麺は、転落するシューマイに向けて猛虎百歩拳を放ち、 虎はシューマイをくわえて救い出す。 拉麺「シューマイ大丈夫かっ!?」 ⇒このコマ、シューマイの足もげてるよ!  大丈夫じゃないです。 1ゲェー 23ツッコミ目 玉王「猛虎捕獲!!」 玉王はすかさず網を投げこみ、虎をとらえる。 その虎は拉麺のエネルギーを映像化したものだからじきに消えてしまう。 だから捕まえてもムダだと、玉王にツッコミを入れる拉麺&シューマイだが。 玉王「心配はご無用!   このネットはあらゆるエネルギーを取りこむことができるエネルギー捕獲ネットだっ!!」 ⇒エネルギー捕獲ネットって、スゴスギ&都合ヨスギな発明だな。  これがあれば猛虎百歩拳が封じれるわけだから、  なんだかまわりくどいタクラミをしなくても、拉麺を倒せるんじゃないのか? 1ゲェー 24ツッコミ目 玉王を逃がすまいとする拉麺、 しかしその時拉麺の視界が歪みだす。 先ほど受けた三節根に麻酔薬が仕込んであったのだ。 意識が薄れてゆく拉麺を尻目に、玉王は悠々と虎を持ち去っていく。 ⇒いや、今が拉麺を倒す絶好のチャンスだろ! 1ゲェー 25ツッコミ目 ~~~舞台変わって玉王研究所~~~ 玉王(&鍋巴)は、自らが発明した「ラーメンマン打倒装置」別名「最強拳士製造装置」で、 「拉麺男・懢蝱」なるものの製作に取りかかる。 ⇒「ラーメンマン打倒装置」とか「最強拳士製造装置」とか  ストレートすぎるネーミングだな。 0.5ゲェー 26ツッコミ目 この最強拳士製造装置は、接続された土に武術家の爪や髪を植えると その武術家以上の力を持った拳士を作り出すことができる装置なのだ。 鍋巴は、その土に拉麺の爪を植えこむ。 ⇒爪でも髪でもいいなら、あんなリスクを冒して爪を盗み出してこなくてもよかったのでは? 1ゲェー 27ツッコミ目 そして拉麺男が放った猛虎をミキサーで砕き、 搾り出された 栄養たっぷりのエキスを培土に注ぎ込む。 ⇒拉麺のエネルギーが映像化したものである虎を、  ミキサーで砕いてエキスを搾り出すって スゴすぎる科学力だろ。 0.5ゲェー 28~30ツッコミ目 さらに 玉王は、造りだされる拳士に悪の魂を注入するため、 手首を切り、自らの残虐の血をたっぷりと注ぎ込む。 これで準備完了、後は装置を作動させ10日と10時間待つだけだ! ⇒玉王、豪快にリストカットしちゃってるけど、  大丈夫なの? 1ゲェー ⇒そういえば、玉王は首から下は機械の体だったはずでは? 1ゲェー ⇒もう科学というより呪術の世界だな。  やってることだけ見てれば頭がイカレてるとしか思えない。 0.5ゲェー 31ツッコミ目 拉麺の爪は日に日に成長し、最強の拳士の完成だ! 拳士「ぎょ…玉王さま…     はじめまして…       わたしが…         拉麺男・懢蝱ですっ!!           何なりお言いつけを!!」 ⇒ゲェー!! 爪から生まれた拳士がすでに服 着てるよ!  服を作る機能もあるのか、最強拳士製造装置! 1ゲェー
集計
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