第20話 伝説の勇者現る!の巻


1ツッコミ目 武道トーナメント会場に、 虎頭巾をかぶった拉麺そっくりの男が現れた! この男、虎翔道場の掛け軸の絵にあるモンゴルタイガーにも瓜二つだ! ⇒前回、この男が登場したときは腰布に  黄金のヌンチャクをはさんでたはずなのに、なくなってるよ。  で…その黄金のヌンチャクを今回はなぜか嘉錏垂錏がもってる…  前回はもってなかったのに… 1ゲェー 2ツッコミ目 チェン「虎翔道場が困っている時は   モンゴルタイガーさまが助けてくれるという伝説は本当だったですね」 嘉錏垂錏「ああ、そうやって千年の永きにわたって、   この道場は存続してきたんじゃ。」 喜ぶ嘉錏垂錏師弟。 龍牙道場道場生「なにが伝説の英雄だ…考えてもみな、   モンゴルタイガーってのは千年以上前に死んでいるんだぜ。   いけねえな、だれだか知らねえがこんなイタズラしちゃあ。」 虎頭巾の男の肩に触れようと、手を伸ばす龍牙道場生。 ⇒モンゴルタイガーって前回の設定では500年前に死んだはずなんだが。  いい加減な伝承だな。 1ゲェー 3ツッコミ目 虎頭巾の男は、その龍牙道場生の腕をつかんで嫌な方向にひねる。 バキ ベキ ボキ。 龍牙道場生「ウギャアアアア!!」。 ⇒ゲェー この男、性格悪すぎ。 1ゲェー あらすじ1 怒った他の龍牙道場生数人が虎頭巾の男に襲い掛かるが次々に倒される。 龍牙道場生たちに取りかこまれる虎頭巾の男。 嘉錏垂錏「あなたがモンゴル・タイガーさまなら、   この黄金のヌンチャクを使いこなしてみなされーっ!!」 黄金のヌンチャクを虎頭巾の男に投げわたす嘉錏垂錏。 4,5ツッコミ目 しかし虎頭巾の男はそのヌンチャクを使おうとせず、 「ちょっと待ってくれ。あなたがたはなにか勘違いしておられる。   わたしは旅の武術家で、ちょっと通りがかりに観戦に来ただけだ。   わけのわからぬいいがかりをつけて、わたしを襲ってきたので   おたく(魔颶拏謀)の道場生を傷つけたが悪く思わんでくれ。」 観客席に座り、嘉錏垂錏にヌンチャクを投げ返す男。 ⇒いや、先に手を出したのはどう考えても、虎頭巾の男のほうだろ。 1ゲェー ⇒この男、こんな変質者みたいな格好(フンドシに虎頭巾)で  旅をしていたっていうのか?  いきなりこんな男が隣に座ってきて、周りの観客も困惑しただろうな… 1ゲェー 6ツッコミ目 魔颶拏謀「グハハハーッ、伝説の英雄がただの観客だったとはこりゃいいや」 (⇒ホント、楽しい格好の観客だよな。) 嘉錏垂錏は男を依然としてモンゴル・タイガーと信じ懸命に助けを求める。 嘉錏垂錏「お願いじゃ、ワシにかわって闘ってくだせえーっ!!」 だが虎頭巾の男は完全黙殺。 (⇒第16話「拉麺男動かざること…!の巻」を思いおこさせる描写だな。 ) ⇒このコマの背景のオッサン(アシスタント絵)いい表情すぎ。 0.5ゲェー 7ツッコミ目 そしてとうとう決勝戦のリングに上がる嘉錏垂錏と魔颶拏謀。 嘉錏垂錏は花道を歩きながら虎頭巾の男をなじる。 嘉錏垂錏「そうかい、あんたの気持ちはよくわかった。   ワシらが代だいの達人から聞き伝えられている。   あんたの伝説はみんなウソだったんじゃ。」 チェン「そうだ、あんたはただの弱虫だ!!」 ⇒嘉錏垂錏じいさん、あいかわらず口悪いな…  そんな性格してるからトラブルを引き起こすんだと思うよ。 1ゲェー あらすじ2 試合開始。速攻をしかける嘉錏垂錏。 黄金のヌンチャクで魔颶拏謀に有効打を入れる嘉錏垂錏。 しかしこの一撃で本気になった魔颶拏謀は人体頭破の予備動作に入る。 どんどん打ちあげられてゆく嘉錏垂錏。 チェン「先生を助けてー殺されちゃうよーっ!!」 虎頭巾の男に助けを求める。 8ツッコミ目 人体頭破 トドメの一撃が嘉錏垂錏にむけて放たれたその時、 虎頭巾の男が、近くの旗の支柱をたわませ、その反動を利用して舞い上がった。 虎頭巾の男は嘉錏垂錏を助け、同時に魔颶拏謀に膝蹴りを入れる。 ⇒はい、嘉錏垂錏の反則負け決定。  すなわち、虎翔道場没収決定。 1ゲェー あらすじ3 虎頭巾の男「許せ、嘉錏垂錏じい。   わたしはおまえが精一杯戦い、力尽きたときに救出にはいるつもりだった。」 ⇒なんだか傲慢な言い分だと思うけど、詳しくは後でつっこみます。  あらすじ4 龍牙道場生たちがおこってリングに上がり、虎頭巾の男を取り囲む。 虎頭巾の男が、嘉錏垂錏に手渡された黄金のヌンチャクを振り回すと、 巻き起こる衝撃波で道場生たちはなぎ倒された。 9ツッコミ目 起きあがった魔颶拏謀「おまえが本当にモンゴルタイガーかどうかは関係ねえ!!   俺は強い相手と決勝を争いたいだけだ!!(⇒いいこというねぇ)     おまえ(虎頭巾の男)との勝負はこんなリングの上ではつけられそうにもない」 (⇒なんで?) ⇒「決勝を争いたい」ってこの虎頭巾の男、  決勝戦を闘う資格がないだろ。 0.5ゲェー 10ツッコミ目 そういうと魔颶拏謀は何かのスイッチを押した。 するとリングが揺れだし、リング上に杭が何本も突き出してきた。 魔颶拏謀は杭の上に乗ってたからかに笑う「ハーハハハハハーッ」。 虎頭巾の男は突き上げてくる杭にぶつかってヌンチャクを落としてしまう。 ⇒この男ドンくさいなぁ。 1ゲェー 11,12ツッコミ目 つづけてリングから剣が突き出してくる。 こうして高さ1.5mほどの何本もの杭、その下には剣山というリングが完成した。 魔颶拏謀「ハーハハハ、モンゴルタイガーよ、   勝負はこの千本杭デスマッチでつけたいと思う。」 ⇒魔颶拏謀は、なんの権利があってリングにこんな仕掛けを作ったんだ?  反則行為だと思うよ。 1ゲェー ⇒このコマの虎頭巾の男、トーンが貼られてないよ。 0.5ゲェー 13~15ツッコミ目 不自由な足場に苦戦する虎頭巾の男。魔颶拏謀の連続攻撃を浴びる。 そのとき虎頭巾の男からチリーン チリーンと鈴のような音が聞こえてきた。 シューマイ{この鈴の音 どっかで聞いてたような…   そうだおいらの鈴の音だ!   あの鈴はラーメンマンの墓で落としちゃったんだ…} 虎頭巾の男の腰布に引っかかっていた鈴を目の当たりにし、 シューマイは虎頭巾の男がラーメンマンであることを確信する。 ⇒「おいらの鈴の音だ」じゃねぇだろ!  てっきりシューマイは鈴屋から鈴を盗っていたことに、  自分自身気づいてなかったんだと思っていたが、  このガキ知りつつネコババしてたのかよ!  (くわしくは前回あらすじ6参照) 1ゲェー ⇒シューマイは鈴の音色を聞いただけで  それが自分の鈴かどうか判別できるのか? 1ゲェー ⇒確かに前回拉麺のズボンには鈴が引っかかっていたが、  今回はモンゴルタイガーに変装してるはずだろ?  なんで腰布に鈴がひっかかってんだよ! 1ゲェー 16~18ツッコミ目 シューマイ「まちがいない!あんたやっぱりラーメンマンだろーっ!!」 その言葉に嘉錏垂錏が反応する。「ぼうや、今 ラーメンマンといわなかったかい?」 シューマイ「ああ、おいらのともだちのラーメンマンさ」 ⇒おいおい、拉麺はいつの間にシューマイの「師匠」から「ともだち」に降格したんだ?  拉麺がいないところでは好き勝手言ってるんだな… 1ゲェー 17,18ツッコミ 目嘉錏垂錏「ラーメンマン…その名を聞くのは何年ぶりじゃろう…」 嘉錏垂錏は10年ほど前、まだ子どもだった拉麺とあったことがあるらしい。 ~~~~~~~~~嘉錏垂錏 回想~~~~~~~~~  十年ほど前の吹雪の日、  虎翔道場に、修行旅の途中だった拉麺少年と陳老師が宿を借りた。  寒さを凍える拉麺を暖めてやりかかった嘉錏垂錏だったが、  貧乏道場でタキギがない。  そこで嘉錏垂錏は道場の命である「看板」をタキギ代わりに燃やしてしまった。  そのことに気づいた陳は、拉麺に必ずこの恩を返すようにいった… ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ⇒嘉錏垂錏じいさん、前回 虎翔道場は超人拳法と並ぶ由緒正しき拳法とか  言ってたのに、その超人拳法の伝承者が拉麺であることを  知らないっぽいのは不自然。痴呆症か? 0.5ゲェー ⇒このじいさん、こんな自慢話を自分でシューマイに話してるんだよな、  聞かれてもないのに。痴呆症か?   (頭のなかで回想してるだけって可能性もあるがそれはそれで不自然) 0.5ゲェー 19,20ツッコミ目 …等と嘉錏垂錏が昔話をしている間に、 魔颶拏謀名の蹴りで虎頭巾の男の頭巾がはがされてしまった。 あらわになる額の「中」の字とベンパツ。 シューマイ「や…やっぱりラーメンマンだ!!」 嘉錏垂錏「た…確かにあのときの子じゃ…」 ⇒って言うか頭巾が取れる前から虎頭巾の男の顔は  どう見ても拉麺だったんだけどな。  シューマイは中の字とベンパツがないと  判別することができないのか? 1ゲェー ⇒角度的に頭巾をかぶっていても、  中の字は見えてないとおかしいんだけどな。 1ゲェー 21,22ツッコミ目 魔颶拏謀の攻撃を受けて拉麺ピンチ! 嘉錏垂錏はリングに入り、黄金のヌンチャクを拉麺に渡す。 魔颶拏謀のタックルで剣山に落ち、重傷を負う嘉錏垂錏。 ⇒嘉錏垂錏じいさん…そりゃ反則だろ… 1ゲェー ⇒このあたりのコマのひとつ、遠近感がおかしすぎ。  拉麺が小学生みたいに小さい。 1ゲェー 23,24ツッコミ目 嘉錏垂錏が命がけで渡したヌンチャクを受けとる拉麺。 拉麺「ゆ…      る…        せん!!」拉麺大激怒! 怒りのあまり浅黒い肌とフンドシから脱皮し、 その下からカタアテ、長ズボンのいつもの姿の拉麺が現れた ⇒ゲッ…肉じゅばん!!  モンゴルタイガーって変装じゃなくてキグルミだったの? 1ゲェー ⇒ルールーをやぶって危険なリングに入ってきたのは嘉錏垂錏のほうなんだから、  「ゆ…る…せん!!」とか一方的に魔颶拏謀を非難するのはどうかと思うぞ。 1ゲェー 25ツッコミ目 魔颶拏謀「ほほう、さっきとは少し気迫がちがってきたな!!」 ⇒魔颶拏謀、つっこむ所がちがうよ。  目の前でいきなり人間が脱皮したんだよ!? 1ゲェー 26ツッコミ目 拉麺「覇王一本杭!!」 拉麺は杭の一本を引っこ抜き、 それで魔颶拏謀の胴体を串刺しにした! 魔颶拏謀「ま…まさか杭を武器にするなんて…」(⇒同感…) 龍牙拳法・魔颶拏謀 死亡。 最後にヌンチャクをもってポーズをきめる拉麺。 拉麺男、勝利!! ⇒ゲェー!!ヌンチャクは使わないの!?  あれだけ特訓したのに!? 嘉錏垂錏が命がけで渡してくれたのに!?  ホント「このように特訓はくる日もくる日もつづけられた。   そしてろうそくの炎を、ヌンチャクの振りによって巻きおこる風により   消してしまう特訓など…   一体どういう意味があるのか…(反語)だよな。 1ゲェー 27,28ツッコミ目 駆けよるシューマイ「どうして死んじゃったなんてウソいったんだよ~!!」 拉麺「私は10年前、嘉錏垂錏さんの道場でお世話になった時、   伝説の英雄モンゴルタイガーについての話を聞かされていた。   だから恩返しをするときは、   ぜひモンゴルタイガーに姿を変えて出場したかった。」 ⇒質問の答えになってない… 0.5ゲェー ⇒シューマイが10年前の一件を知っていることを前提にはなしてるが、  シューマイが一件を知っているかどうかはわからないはず。 0.5ゲェー 29~31ツッコミ目 シューマイ「じゃあ(⇒さっきの説明でなんで納得できるんだよ)、   ラーメンマン、モンゴル・タイガーと闘って殺されたっていうのは!?」 拉麺「あれは老師とわたしが仕組んだ芝居さ、   モンゴル・タイガーという伝説の英雄になりきるために、   ラーメンマンはしばらくお休みしてたというわけさ。」 ⇒ものすごく強引な伏線回収だな。  何だよこの長ゼリフ… 1ゲェー ⇒しかし全然、納得いかない。  なんで死んだことにする必要性があったんだ?  なんでモンゴルタイガーに変装する必要性があったんだ?  なんで最初に会場に現れたとき、  自分がモンゴルタイガーであることを否定したんだ? 1ゲェー ⇒拉麺が魔颶拏謀の人体頭破から嘉錏垂錏を救ったとき、  「わたしはおまえが精一杯闘い、力尽きたときに救出にはいるつもりだった。」  とかいってたけど、   恩人が殺されそうになるギリギリまで傍観していて、  一番おいしいところで助けに入るって  かなり根性悪いんじゃないのか? 1ゲェー 32,33ツッコミ目 拉麺を見て嘉錏垂錏をつぶやく「おお…モンゴル・タイガーさまが…」。 チェン「いやだな、あれはラーメンマンさま…   ほ…本当だ。モンゴル・タイガーさまだ!!」 拉麺の背後にモンゴル・タイガーの幻覚をみる二人。 そしてナレーション
その者、褐色の肌に長い布をまとう。   その者、灰色の大地に降り立ち、   手に持つ黄金をひと振りすれば、たちまち大地は緑とかわる。   人びと、その者をモンゴル・タイガーとよぶ。
第20話 伝説の勇者現る!の巻 了 ⇒この師弟は…なんか薬物でも使ってるのか?  前回、今回と超常識すぎる… 1ゲェー ⇒このナレーションは何?  拉麺とモンゴル・タイガーを同一視したいのか?  でも拉麺、別に灰色の大地に降り立ってないし、  大地を緑にかえてないし、  脱皮したから褐色の肌ですらないし… 1ゲェー 34ツッコミ目 ⇒で…拉麺のおかげで嘉錏垂錏の命は助かったが、  虎翔道場はどうなるんだ?  明らかに嘉錏垂錏は優勝してないし、  拉麺はそもそも選手じゃないから、  賞金三萬元は手に入らなかったわけだろ…  借金の貸主の魔颶拏謀は拉麺にブッ殺されちゃったから、  もしかしたら借金はチャラになってるかもしれないが…  でも…貸主をブッ殺して金銭トラブル解決なんて、  アンタ、ホントにそれでいいのかよ、拉麺!! 1ゲェー
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