第17話 狂悪の子どもたち!!の巻


1ツッコミ目 ⇒「狂悪」っていうのはツッコミどころじゃないよね…?  と思ったけど復刻版では凶悪になおってるからな… 0.5ゲェー あらすじ1 ~冒頭~ 今、中国では「毒蠍党(スコーピオン)」と呼ばれる、 子供たちばかりで形成された強盗団が横行していた。 彼らはあくどい商人や地主のみを襲い、疾風のように去ってゆくのだった。 2ツッコミ目 首領「咀怒謀大王(ソドムだいおう)」と「蜈喪鑼大王(ゴモラだいおう)」 (※こいつらは大人です。) の率いる毒蠍党は、あくどい金貸し「宝財(※人名)」の屋敷に戦車でやってきた。 ⇒戦車って… いつの時代設定だよっ! 0.5ゲェー 3ツッコミ目 戦車から人間大砲を発射し、砲弾となった子どもが体当たりで屋敷の門をぶち破る。 ⇒人間大砲って…死ぬだろ…  普通の砲弾使えよ。 1ゲェー あらすじ2  屋敷の者たちと斬りあいをはじめる子どもたち。 蜈喪鑼は屋敷の者の心臓を素手でえぐり取り、 自分の鎧の胸の部分を開いてそこに心臓をしまう。 蜈喪鑼「グヘへヘ…新鮮な心臓はこたえられんわい。」 宝財を殺し、財宝を戦車に運ぶ子どもたち。 咀怒謀大王は魔法陣「天変動地の術」で竜巻を起こし 宝財屋敷の残党をすべて吹き飛ばした。 ⇒蜈喪鑼の行動については後でつっこみます。 4ツッコミ目 別の屋敷を襲う毒蠍党。 また別の屋敷を襲う毒蠍党。 屋敷の者「お…おまえらなに者だーっ!!」 少年B「近ごろ有名な毒蠍党だ!!」 ⇒「近ごろ有名な」って…自分で言うなよ! 1ゲェー 5ツッコミ目 毒蠍党のアジトつきとめる事はだれひとりできなかった。   場面変わって広西省南寧の「毒蠍の尾」という谷 毒蠍の尾を訪れるある夫婦。 男「うわー深けえ谷だなあ。こんな所に落っこちたら絶対即死だぜ」 …と読者に説明しつつ 夫はなんの工夫もなく足を滑らせ谷から落ちる。 女「だ…誰かうちの旦那がーっ!!」 ⇒なんかのコントですか? 0.5ゲェー 6ツッコミ目 絶体絶命か!…と思われたその時、土地の老人が突然あらわれて、 男が転落しそうになるところを救った。 ⇒この老人、さっきのコマまで存在してなかったんだが…  ワープが使えるのか? 1ゲェー 7ツッコミ目 土地の老人が夫婦に語る。 老人「お気をつけなさい。この谷は子どもの自殺の多発地帯で…  一家離散してひとりぼっちになった子ども、  勉強ができなくて落ちこぼれてしまった子ども  信じていた人に裏切られた子どもなど   心に傷がある子供たちが生きるのがいやになってここから飛び降りるんじゃ  かわいそうに死ねばしあわせになれると思ったんじゃろう…  しかしこの谷はひとつだけ不思議なことがあって…  それら身を投げた子供たちの死体が川から一体も上がらんことじゃ」 男「そ…それじゃあ死んだことも確認できないじゃないですか!」 老人「うーん そうなんじゃが、それについてはいろいろなうわさがあって、  川に身を投げた子どもたちを  山姥さまがさらっていくのを見たという者がおるそうじゃが、  それもあまり信用できん。  おお これは思わず長話をしてしまった。  あんたたちも山姥さまにさらわれんように気をつけてな。  ヒョヒョヒョ(笑い声)」 去ってゆく老人。 ⇒この老人も夫婦も今後の物語には一切登場しません。  毒蠍の尾を説明するためだけの存在です。  びっくりするぐらい説明文だな…   ページがあまったのか、ゆで先生?  このくらいの設定、ナレーションで説明すればいいのに…、  ワザワザ無駄な演出で2ページ以上浪費してるようにしか思えん 1ゲェー ⇒死体が上がってないのになんで、  毒蠍の尾から飛び降り自殺したって分かるんだよ!  って思ったけど、遺書とかが残されてればそのくらいは分かるか…。 0ゲェー 8,9ツッコミ目 別の日。 毒蠍の尾で、極意書を狙う拳法家Aと闘う拉麺。 拳法家Aは卑怯にもシューマイを人質にとって極意書を要求してきた! 極意書を懐から出し、平静を失わずAに近づいてゆく拉麺。 A「よるんじゃねえ(極意書を)地面に置くんだ!!」 拉麺「わたしはおまえを信用していない」 (⇒いいセリフだな。実生活で使ってみたい。) 拉麺の威圧感に押されあとずさるAは、 足を滑らしシューマイもろとも毒蠍の尾へと落ちてしまう。 拉麺は谷にとびこみ、 落下する二人を追い抜いて回転竜尾脚でふたりを谷の上まで蹴り上げた。 拉麺は極意書をシューマイに投げわたし、谷底の川へと落下してゆく。 ⇒どういう力が働いて、  拉麺は空中でシューマイたちを追い抜くことができたんだろう?  (拉麺は上向きの初速度で谷にとびこんでいます) 1ゲェー ⇒回転龍尾脚ってバク宙から蹴りに入る技のはずなんだが、  今回は前宙から蹴りに入ってる。  そのせいでコマとコマの間の動きのつじつまがあってないね。 1ゲェー 10,11ツッコミ目 おぼれる拉麺。 しばらくして気がついたときには記憶を失っていた! 自分の名前すら思い出せない拉麺。 と そこに咀怒謀大王あらわれる。 拉麺を自殺未遂者と判断した咀怒謀は拉麺を盗賊団に引き入れようとする。 咀怒謀「もう心配はいらん。おまえにはこれからすばらしい世界がまっている。   ついてきなさい」といって目にもとまらぬ速さでアジトへむかう。 拉麺は、咀怒謀のことを怪しみながらも、とりあえずついていく事にする。 拉麺「ま…待ってくれーっ!!」と走り出す。 咀怒謀「ウッ! このわたしの動きについてくるとは   なんという順応性の鋭さ!!   クククッ… こいつは ものになるぜ!!」 ⇒いや褒めるべき点は「順応性の鋭さ」じゃなくて  動作に機敏さとか基礎体力とかだろ。 1ゲェー ⇒っていうか咀怒謀は、拉麺がついてくるかの返事もきかず、  しかも拉麺がついて来れないことを前提とした速さで道案内してるよな…   なにがしたいんだ、一体。 1ゲェー 12ツッコミ目 アジトにたどりついた拉麺。 咀怒謀「あれこそ心に傷をもつ子どもたちの唯一のパラダイス   毒蠍道場だ!!」 そこには屋根に巨大な蠍の像を載せた道場が。 そしてそこで組み稽古をする大勢の子どもたち。 ⇒「パラダイス」とか甘口なフレーズで紹介するから、どんなところかと思えば、  毒蠍かよ…。 落差が笑えるな。 1ゲェー あらすじ3 子どもたちは武道をとおして、 心の傷を癒し社会に復帰していくのだと咀怒謀は語る。 しかし拉麺はこの訓練が人を殺すための武道であることを見抜き、 咀怒謀に対する疑いを強める。 13ツッコミ目 ちょうどその時、道場の子ども二人が脱走したとの知らせが来る。 脱走したのは脱走常習犯の嚠韶と、 子どもたちのリーダー・リンピョウの弟のヤンピョウ。 リーダーである自分の責任ですとわびるリンピョウ。 咀怒謀「えーい、そんないいわけは聞きとうないわーっ」と怒る。 ⇒リンピョウの言った事って「いいわけ」なのか? 0.5ゲェー 14ツッコミ目 「百歩心眼」(研ぎすまされた知覚能力)で二人の隠れている場所を見抜く拉麺。 ヤンピョウは咀怒謀たちのすぐ後ろのハリボテの岩の中! 嚠韶は咀怒謀たちのすぐ足元の土の中!! ⇒いや、なんでそんな道場のすぐそばに隠れてるんだよ。  土の中に隠れるとか準備に相当時間かかるだろ。 1ゲェー あらすじ4 拉麺の能力に驚き、こいつは有能すぎると警戒を強める咀怒謀・蜈喪鑼 両大王。 ヤンピョウは自分が「仕事(強盗)」の時、みんなの足を引っ張ってばかりだから、 責任を感じて毒蠍道場から脱走しようとしたそうだ。 15ツッコミ目 もう一人の脱走犯・嚠韶は強盗で集めた金は すべて両大王が独占していると主張する。 弁明する咀怒謀「そんなバカなことを!   あのお宝で子どもたちの楽園をつくろうという約束だったじゃないか。   そのためにお宝はちゃんと蔵の中に保管してあるんだ。」 咀怒謀大王の瞳孔が微笑む。 ⇒どういう眼球の構造だよ! 1ゲェー あらすじ5 嚠韶は、今まで働いた分の金をもらってここから出て行くと言い張る。 よしわかったと嚠韶を倉庫に連れて行き、財宝の一部を与え送り出す両大王。 嚠韶は両大王に感謝して去ってゆく。 一連の事態を見て、拉麺はこの道場が実は盗賊団の巣窟であることを悟る。    16ツッコミ目 しかし嚠韶が道場を抜けることを両大王が許したのは、 子どもたちが自分たちに疑念を抱かぬようにするための策略だった。 ひそかに嚠韶の始末にむかう蜈喪鑼はワープで消えさる。 拉麺「蜈喪鑼さまはどちらへ!?」 咀怒謀「さあな」 ⇒蜈喪鑼、ごくあたり前のように瞬間移動してるけど、  それってすごすぎる能力なんじゃ… 0.5ゲェー 17ツッコミ目 道場に残ったヤンピョウは、 脱走未遂の罰で「血祭りの館」に入れられることになった。 ヤンピョウ「うわぁーっ、いやだよ~!  血祭りの館だけはかんべんしてくれよーっ」 リンピョウ「脱走を試みたものは   通称“血祭りの館”と呼ばれる反省房に入れられる規則は知っているはずだぞ!!   おまえもオレの弟ならおとなしく規則に従うんだ!!」 ヤンピョウ「ヤダー、オイラまだ死にたくないよーっ」 ⇒リンピョウあんちゃんは、すばらしい説明ぶりだな。 0.5ゲェー 18ツッコミ目 ヤンピョウを哀れんだ拉麺は、 自分がヤンピョウの代わりにその血祭りの館に入ると宣言する。 懲罰房にはプールがあり、その水中から檻が引き上げられた。 檻の中には、以前に「血祭りの館」に失敗した者の白骨死体が!! 血祭りの館に挑戦するための武器を選ばされる拉麺。 槍や棍などが有るなか、拉麺はただの壷を選んだ! 拉麺は、服を破ってそれを壷の口に詰めて壷の栓にする。 自分でもなぜこの壷を選んだのか分からない拉麺だったが、直感で決めたそうだ。 ⇒特になんの意味もなく、わざわざ服を破いて壷の栓にしたのかよ… 1ゲェー あらすじ6 檻に入れられ、檻ごとプールに沈められてゆく拉麺。 拉麺{もしかしたら。よみがえるかもしれん、   この恐怖に打ち勝ったときわたしの記憶が…!} (⇒なんで?) そしてプールの水路が開かれた。 水路から現れたのは、サメだ!! 拉麺の運命やいかに… 19,20ツッコミ目 一方シューマイは…拉麺を探していた。 なぜか毒蠍の尾で拉麺を襲った武道家Aにおぶさっている。 シューマイ「もっと早く!    おまえのために拉麺は谷にはまっちゃったんだぞ   この川ぞいにそって走っていけばラーメンマンに必ず会える!」 極意書でAの頭をこづくシューマイ。 ⇒なんでAはシューマイの下僕になってるんだ?  極意書を奪うチャンスじゃないか。 1ゲェー ⇒シューマイはぶん殴りたいくらい偉そうだな。  自分で歩けよ! 1ゲェー あらすじ7 シューマイたちは、心臓を抜かれた嚠韶の死体を見つける。 シューマイ「いやな予感がする。ラーメンマンが危ない…   急ぐんだーっ!!」 (⇒だから自分で走れよ。) 第17話 狂悪の子どもたち!!の巻 了 次回 第18話 死闘・毒蠍道場!!の巻きに続く
集計
ページ数 37P ページあたり
ツッコミ量 17ゲェー 0.46ゲェー/P
ツッコミ件数 20ツッコミ 0.54ツッコミ/P
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