第14話 黒龍の陰謀!!の巻
悪いやつらはどこにいる
許せぬ非道をなんとする
天の裁きに 地の裁き
みせます超人102芸
1ツッコミ目
~扉~
湖に囲まれた超人拳法総本山。その向こうには英雄面山が見える。
⇒おいおい、前回までと総本山のロケーションが違うじゃねぇか!!
前回までは、総本山は山岳地帯にあったはずだし、
建物の配置も全然違うし。 1ゲェー
2ツッコミ目
~冒頭~
血液風呂に入る黒龍のうしろ姿。まわりには部下の武器男。
黒龍「いい気持ちだ。
鍛えぬかれた男たちから抜いた新鮮な血液風呂は体にいいわい」
⇒説明的なセリフだな。 0.5ゲェー
3,4ツッコミ目
風呂場に備えつけられたテレビ(?)で拉麺の金龍・白龍との闘い見る黒龍。
黒龍「えーい、どいつもこいつも
あと一歩というところまでラーメンマンを責めながら(⇒「攻めながら」だよな。)
いつもツメの甘さで敗れておる!!」
⇒ていうか、拉麺に猛虎百歩拳を教えたの黒龍(=ニセ大僧侶)だろ。
自分で拉麺を強化しておいてこの言い草はひどくないか。 0.5ゲェー
⇒映像内での白龍のセリフが、前回と違うのはなぜだろう。 1ゲェー
5ツッコミ目
黒龍「ラーメンマンよ、このワシはやすやすとはおまえに倒されはせん。
地禁門三悪人最後のひとり十字拳黒龍さまはな!」
風呂からあがる黒龍、顔は湯気で見えない。
黒龍の背中から尻にかけて黒い龍の刺青を背負っている。
⇒ゲェー! ありがたくないヌードシーン!! 1ゲェー
6,7ツッコミ目
黒龍「まあラーメンマンと闘うまでもなく
やつは絶対にワシを見つけられはしないだろうが。
ワシが今いる場所をきいたら
ラーメンマンのやつびっくりして腰をぬかすだろうぜ
それくらいこの場所は意外な所なのじゃ。
しかし用心にこしたことはない。
総本山のやつらがここをかぎつける前に手を打っておくか。」
5体の黒龍人形を外に放つ黒龍「五体散歩術!!」
黒龍の顔はあいかわらず影になっていて見えない。
⇒黒龍はだれに向かってこのセリフをいってるんだ?
まわりには会話の成立しない武器男しかいないんだが…
淋しがり屋なのか、黒龍は? 1ゲェー
⇒黒龍の分身・黒龍人形が出てきた(当然、人形の顔は黒龍と同じ)のに、
黒龍の顔を隠しつづけることになんの意味があるんだ、ゆで先生? 1ゲェー
8ツッコミ目
場面は変わって超人拳法総本山。
いまだに黒龍を退治できない拉麺を責め、数珠を投げつける大僧侶。
大僧侶の理不尽ぶりにいかるシューマイだったが、修行僧たちに取り押さえられる。
拉麺「シューマイ、大僧侶は少しつかれておられるのだ…」
⇒拉麺のセリフ、かなりカチンとくるものがあるな。
文句があるなら直接いえよ! 1ゲェー
9ツッコミ目
ちょうどそこに黒竜がつかまったとの報せがくる。
縄でしばられ、大僧侶たちの前に連れてこられる黒龍。
黒龍を捕らえた達人は毒狼拳蛾蛇虫(第2話参照)だった!
今回の蛾蛇虫は左腕なしバージョンだ!
⇒なんで、また左腕がなくなってるんだよ!
第7話に登場したときは左腕あったはずだぞ!! 1ゲェー
10ツッコミ目
さらに大僧侶たちのもとに報せが届く。
もう一人の黒龍がとらえられてたのだった!
黒龍を引き連れてくるムエタイのチューチャイ(第7話参照)。
さらに3人目の黒龍をつれて流星拳砲岩(第5話参照)が現れた。
⇒ゲェー 砲岩さん!
あんた、第7話で暗奴隷に殺されたハズじゃ…
蛾蛇虫「ホ…砲岩! ひでえ…こりゃ即死だ!」(第7話より) 1ゲェー
11ツッコミ目
さらに鴉群拳法春雨や活殺自在拳ジャキー李までもが
それぞれ黒龍を捕らえてあらわれた。
蛾蛇虫たち4人は、自分の捕まえた黒龍こそが
本物だと言い争いをはじめた。
砲岩「オレの黒龍が本物だ。」
蛾蛇虫「いいやオレのが本物だ。」取っ組み合いを始める2人
チューチャイ「いやわたしだ!!」
なぜか無関係の柔道着の男をぶん殴るチューチャイ。
⇒殴る相手を間違えたのか?
相当なうっかり者だなチューチャイ(及び ゆで先生)は…
ていうか誰なんだよ、この柔道着の男は!? 1ゲェー
状況説明1
と そのとき、しばられた黒龍たちが縄をひきちぎり、同士討ちを始めた。
とめに入ろうとする拉麺。
大僧侶「とめるでないラーメンマン!!
この中で勝ち残った者が本物の黒龍じゃ!」
(⇒なんでそんなこと言いきれんだ?)
黒龍のうち ひとりが他の4人を刀で切り殺す。(⇒どこから刀をだしたんだ?)
大僧侶「その男をふたたび地禁門に封じこめるんじゃーっ!!」
修行僧たちにおとなしくひっとらえられる黒龍。
黒龍捕獲によろこぶ一同だったが、
拉麺だけが不自然さを感じていた。
拉麺「ちがうなあの黒龍も…
申し上げます、はっきりいって、本物の黒龍は
わたしも含めこの五人の武道家たちが歯がたつような相手ではありません!!」
(⇒なんでそんなことがわかるんだよ)
本物の黒龍はあの中にはいないと主張する拉麺。
12,13ツッコミ目
蛾蛇虫「な…なにをラーメンマン、
きさま我われの拳法の腕前を侮辱するつもりかーっ!!」
食い下がる拉麺を大僧侶がひぱったく。
大僧侶「自分の手で黒龍を捕らえられなかったおまえのくやしさはわかる。
しかし、事件は解決したのじゃ!!」
蛾蛇虫「おまえのやってる人助けも、
すべて自己宣伝のためにやっているんじゃねえのか!!
おまえのことをいい好敵手と尊敬していたが、それも今日までだ!」
去っていく一同、残ったのはシューマイとムンタのみ。
⇒「きさま我われの拳法の腕前を侮辱するつもりかーっ!!」
「おまえのことをいい好敵手と尊敬していたが、それも今日までだ!」
ってえらそうに… おまえ、実力は拉麺の1/10(陳老師 評)で、
毒手つかっても拉麺に触れることすらできずに敗北してたじゃねぇかよ!
他の4人も 素人の幼児以下・砲岩、1話で2度敗北・ジャッキー李
護衛するよりされる側・春雨、うっかりチューチャイだしなぁ。
拉麺の気持ちも分からんではない。 1ゲェー
⇒と…いうかおとなしく連れてこられた黒龍たちがあっさり縄をちぎったり、
同士討ちをを始めたり、不自然なほど無口だったり
最後の一人になるやおとなしくひっとらえられたり(刀もってるのに)、
黒龍の実力云々以前にあやしむべきところが多すぎるんだよなぁ。
拉麺、ツッコミ入れるところがずれてるぞ! 1ゲェー
14ツッコミ目
~ナレーション~
黒龍が倒されるの報は中国全土に広まり
人びとは超人拳法総本山の修行僧たちの勇気に
惜しみない感謝の拍手を送った。
⇒そんな感謝するほどのことか?
総本山で修業した三悪人が、
総本山の不手際で外に逃げ出して周りに迷惑をかけたんだから、
むしろ非難を受けそうなもんだと思うが。 1ゲェー
15ツッコミ目
~つづき~
三悪人退治の陣頭指揮をとった大僧侶の功績をたたえて英雄面山に
大僧侶の像が彫り加えられた。
⇒彫り加えられたっていっても、
彫られた場所は部下の拉麺・陳老師の下だからなぁ…
格下感がただよってあわれだ… 1ゲェー
16・16,17ツッコミ目
しかし本物の黒龍はのんびりと風呂につかり
人びとの浮かれようを見てほくそえんでいた。
「フハハハハ バカなやつらめ
自分たちが捕らえた黒龍はただの人形だとも知らずに…
本物の黒龍は…黒龍はホレこのフロの中じゃ
これで人びとの頭の中から完全に三悪人のことはなくなった
これからじゃ、ワシの総本山への本格的な復讐が始まるのは!」
⇒黒龍はあいかわらず独り言がおおいなぁ。 0.5ゲェー
⇒黒龍の刺青がきえてるよ! 1ゲェー
状況説明2
平安をとりもどしたかに見えたある日、
超人拳法総本山の36人の師範代のうち35人が
総本山に忍び込んだなにものかによって、次々にたおされる。
次の朝、英雄面山の中腹で
十字架に封じこめられた師範代たちが見つかった。
18ツッコミ目
拉麺「黒龍の仕業だ
この十字架に閉じこめられている師範代たちは
いずれも超人102芸をすべてマスターしている強者ぞろいだ。
その彼らをこうも簡単に倒せるほどの者といえば、十字拳黒龍以外にない!!」
⇒102芸ってそんな何人もマスターしてる人がいたのか!?
1巻のころは一子相伝みたいな雰囲気だったのに。 1ゲェー
19ツッコミ目
夜中、ニセ黒龍の正体を探るべく地禁門に忍び込む拉麺・シューマイ・ムンタ。
黒龍が35人の師範代を倒したのは、超人拳法拳法最後の師範代である自分に対する
挑戦だと説明する拉麺。 拉麺が師範代であったことに驚く二人。
⇒なんでシューマイは拉麺が師範代であることを知らないんだ?
いつも一緒に行動してるはずなんだが… 1ゲェー
20ツッコミ目
井戸のふたを開け中をのぞきこむ三人だったが、
そこには黒龍の人形が落ちているだけだった。
井戸に入り詳しく探る拉麺。
拉麺「ン!人の気配…」
そこにはミイラ化した大僧侶の死体が!!
⇒なんで井戸を上からのぞいたときにミイラに気づかないんだ?
井戸は深さ3m程度、暗くて見えないわけでもないのに… 1ゲェー
21~25ツッコミ目
拉麺「す…するとあの大僧侶は…」現在の大僧侶が偽者であることに気づく拉麺。
井戸の上からニセ大僧侶があらわれた。
ニセ大僧侶に角がはえ、覆面がやぶれ黒龍の顔があらわになった。
黒龍「総本山大僧侶… その実体は十字拳黒龍じゃーっ!!」
黒龍は半年前、地禁門から脱け出たとときに、
駆けつけた大僧侶と入れ替わっていたのだ!
⇒なんか角生えてるけど、黒龍って人間なんだろうか、? 1ゲェー
⇒半年間井戸にとじこめられていた大僧侶がミイラ化してるのに
30年以上とじこめられてていた三悪人はなぜ餓死しなかったんだ?
30年間 としを取ってないのもおかしいよなぁ。 1ゲェー
⇒そもそも地禁門って何なんだ?
なんで単なる枯れ井戸に閉じこめられたくらいで
三悪人は出てこれなくなったんだ?
その辺の説明しろよゆで先生。 0.5ゲェー
⇒三悪人が逃げ出したとき確かに大僧侶は駆けつけていたけど
他の修行僧も一緒にいたから、
バレずに成りかわるのは難しいんじゃないのか。 1ゲェー
⇒修行僧たちは、蛾蛇虫たちが捕まえてきたニセ黒龍を
地禁門に閉じ込めたはずだけど、
なんでそのときミイラ化した大僧侶に気づかなかったんだ? 0.5ゲェー
26ツッコミ目
拉麺「しかしニセの大僧侶であるおまえがなぜ金龍退治の時、
わたしに頂上拳を授けた!?」
黒龍「ワシにとって敵が弱ければ意味がない。
少なくともワシと同等にわたりあえなくてはならぬ。
ブタは太らせて食えというたとえもある。
さあ、あがってこい、相手になってやるぞ。」
⇒ていうか、拉麺を利用して金龍と白龍をかたずけたかっただけじゃないのか?
白龍は白龍でニセ大僧侶(=黒龍)に刺客をおくりこんでるし、
こいつら30年以上の付き合いだけど、本当は仲悪いんだろうな… 1ゲェー
27~29ツッコミ目
英雄面山の中腹に舞台をうつして二人の決闘が始まる。
駆けつける修行僧たち。
黒龍「みよ湖の底を!」
修行僧たち「ゲゲェー
総本山の建物の下側に総本山とまったく瓜ふたつのたてものがーっ!!」
黒龍は大僧侶に化けている間にひそかに総本山を改造していたのだ!
黒龍「ギャハハハ おまえたちにもう帰る場所はない!!
今日より超人拳法総本山はこの十字拳黒龍のものじゃーっ!!」
総本山がひっくりかえり、黒龍が建てて部分が表になったっ!!!
⇒なんでそんなことする必要があるんだ、黒龍?
普通にのっとればいいような… 1ゲェー
⇒総本山って湖にプカプカ浮かんでたのかよっ! 1ゲェー
⇒総本山の修行僧はなぜ今まで黒龍の工事に気づかなかったんだ。
湖を覗き込めば丸見えじゃないか。 1ゲェー
⇒総本山にいた修行僧、相当 溺死しただろうな。 0ゲェー
30,31ツッコミ目
そして英雄面山に彫られた大僧侶の像の表面が剥がれ落ち、
下から黒龍の像があらわれた!
⇒どうやってそんな細工を秘密裏にしたんだ?
黒龍像の角の部分はもとの大僧侶像からはみ出るはずだし。 1ゲェー
31ツッコミ名
黒龍に猛虎百歩拳を放つ拉麺だったが、
黒龍の「制空圏バリヤー」によって防がれる。
修行僧「おおっ、黒龍は体からでる霊気で壁をつくり
ラーメンマンさまの虎の進入を防いだぞ!!」
そして黒龍の頂上拳奥義「封印十字剣」によって
十字架の中に封じ込められ仮死状態にされてしまう。
修行僧「おお、ラーメンマンさまが敗れたぞ!!」
⇒修行僧、説明的すぎ。
特に「おお、ラーメンマンさまが敗れたぞ!!」
って なんか拉麺の敗北を喜んでるニュアンスじゃないか? 1ゲェー
32ツッコミ目
「これで残っているのは非力な雑魚どもばかり」
分身を使い総本山殲滅にかかる黒龍。
⇒拉麺以上の実力者の陳老師はいるけどな。 0.5ゲェー
33~36ツッコミ目
そこに、五人の拉麺男があらわれ黒龍の分身たちに石を投げた。
拉麺男たち「中国全土にラーメンマンはひとりだと思うなかれ!!」
シューマイ「ごついラーメンマン、のっぽのラーメンマン、色の浅黒いラーメンマン
ひーふーみーよー、五人もラーメンマンが…!!」
五人の拉麺男の正体は蛾蛇虫・砲岩・チューチャイ・李・春雨だった!
蛾蛇虫「すまなかったな、ラーメンマンおまえのことを疑ったりして」
黒龍の分身たちをぶん殴る蛾蛇虫たち。
なぜか満面の笑みをたたえる修行僧(アシスタント絵)。
⇒「色の浅黒いラーメンマン」ってチューチャイの変装のようだけど、
覆面なんだからワザワザ浅黒いのを着用する必要なんてないよな。 1ゲェー
⇒こいつら何のために拉麺に変装したんだ?
いや、物語的に五人の黒龍に対する五人の拉麺男って言いたいのはわかるけど、
常識に照らし合わせて考えると理解不能だ。
拉麺vs黒龍戦が始まる前に拉麺に変装して待機してなきゃ
時間的に間に合わないはずだし… 1ゲェー
⇒石投げたりボカボカなぐったりこいつらの戦い方、まったく迫力がないな。
小学生のケンカかよ! 1ゲェー
⇒アシ絵の修行僧が不自然すぎ。 0.5ゲェー
37~39ツッコミ目
そのとき、蛾蛇虫たちの奮闘にはげまされ、拉麺が仮死状態から復活した!
黒龍に双星猛虎拳を放つ拉麺。すかさず制空圏バリヤーを張る黒龍。
拉麺「黒龍ーっ!
きさまのバリヤーの効力範囲は体の側面だけで
頭上はガラ空きだーっ!!」
二匹の虎はバリヤーの手前で立ち止まり、
一頭がもう一頭を踏み台にして、
黒龍のバリヤーを超えて頭上からおそいかかった!!
黒龍「ギャオーッ!!」
十字拳黒龍 死亡 1ゲェー
⇒制空圏バリヤー、ショボ過ぎ。なんだよこれ、
全然 空を制してないじゃねぇかよっ!!
コントやってるんじゃないんだから! 1ゲェー
⇒このバリヤー高さが2mもないから、
別に踏み台なんか使わなくても
虎の脚力なら普通に跳び越えられる気がする。
そもそも、この虎って拉麺が念力で作ったものだから、
脚力とか関係なくバリヤーなんか飛び越えられる気がするが。 1ゲェー
40ツッコミ目
拉麺「終わったな… 長い闘いだった。 行こうか」
シューマイ「ハイ」
世直しのためふたたび旅立つ拉麺。
英雄面山に刻まれた黒龍の像が崩れ去ってゆく。
ナレーション
心に禍いあるもの
英雄面山に
顔を印す資格なし
⇒英雄面山に顔が刻まれている拉麺と陳老師は、
心に禍がありすぎだけどなっ! 1ゲェー
41ツッコミ目
第14話 黒龍の陰謀の巻 了
⇒ところで、黒龍に封じ込められた35人の師範代は助かったの?
ひっくり返った総本山は元に戻ったの? 0.5ゲェー
集計
ページ数 | 45P | ページあたり |
ツッコミ量 | 37ゲェー | 0.82ゲェー/P |
ツッコミ件数 | 41ツッコミ | 0.91ツッコミ/P |
第3巻終了です。
この巻は本当に傑作ぞろいですばらしいですね。
「この男のいっていることはウソだ(鴉群拳法を守れの巻)」
「しめた!!光っているのは龍の目だけとなった!!(放たれた悪魔!!の巻)」
「そ…そうだ、思い出しただ。
オラ前に一度この床下に落ちたことがあっただ!!(頂上拳の逆襲の巻)」
そして「制空圏バリヤー!!」
闘将!!十指にはいる名シーンぞろいだ。
次回 第15話 「熱波の死闘!!の巻」に続く。
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