第11話 鴉群拳法を守れ!!の巻
疾・猛・威・撃
1ツッコミ目
老師からの極秘任務をうけ河西省蒼鴉霊山に向かう拉麺師弟。
今回の任務の内容は、現地に着いてから教えるとのことであったが、
「中国拳法一千年の存亡がかかっておる(陳老師・談)」ほど重要なものらしかった。
⇒中国拳法って1400年の歴史があるんじゃなかったのか?(第1話参照) 0.5ゲェー
(ちなみに超人拳法も1400年の歴史があるそうですよ。)
状況説明1
森の中をあるく拉麺。
シューマイ「ア…ウッ ひ…人が死んでる~~っ!!」
そこには4~5体の死体が転がっていた。
拉麺「この死体はまだあたたかいぞ」
みるとその死体は酔八拳・酔夢,青龍拳・竜王,死門拳・丹龍等
中国十指に入る拳法の達人ばかりであった。
⇒ていうことは、こいつら前回 土偶人に誘拐されたやつらかもな。災難続きだな。
2ツッコミ目
ちょうどそこへカラスの大群がおそってきた。
シューマイ「うわぁー カラスの大群だあーっ!!」
拉麺「ち…ちがうこいつは人間の化けたニセカラスだ――っ!!」
カラスに見えたのは黒いハンググライダーにのって
カラスのコスプレをされた奇矯な方々でした!!
⇒シューマイにはこいつらがカラスに見えるのか…
目が悪いのか、それとも頭が悪いのか… 1ゲェー
3ツッコミ目
シューマイに襲いかかるカラス男。
シューマイをかばった拉麺はそのまま上空につれさられる。
拉麺は空中でカラス男二人をなんなくたおす。
⇒ハンググライダーで人間 一人を
上空に連れ去ることなんてできるもんなのか? 0.5ゲェー
状況説明1
さらにもう一人のカラス男が襲いかかる。
カラス男は森に火をはなち、拉麺たちを焼き殺すつもりだ。
拉麺はシューマイをかばったがために火に囲まれてしまった。
4ツッコミ目
シューマイ「ラーメンマ~ン!!」
叫ぶシューマイの前に謎の若者と老人の二人組があらわれた。
老人「惜しかったのうラーメンマン
これで本日 血翔鴉陣突破に挑戦した武道家5人は全員失敗したか
闇ガラスよ、また新しい武道家を早急に手配しなさい。」
さっきのカラス男「ハッ!」
シューマイ「お…おまえたちだなラーメンマンを殺したのは!!」
若者に立ち向かうシューマイだったが、若者の華麗な回し蹴りで吹っ飛ばされた。
⇒ガキ相手に容赦なく蹴りくらわす若者、ステキだ。 1ゲェー
状況説明2
なにか言いあらそう老人と若者。
若者「わたしは護衛などいらぬ!」
老人「あなたを危険な目に合わせるわけにはいきません」
そのとき拉麺が地中からあらわれた。
拉麺は地中に逃れることで火を避けていたのだった。
5ツッコミ目
老人「さすがはラーメンマン。 合格じゃ。」
地面にひざまずく老人。
「ラーメンマンさまたび重なるご無礼お許しください。
今までのことはすべてあなたの力をためすために仕組んだことでございます。」
⇒無礼っていうか殺人未遂じゃないでしょうか・・・ 1ゲェー
6,7ツッコミ目
老人はいきさつを語りだす。
シューマイに蹴りをくらわせた若者は名を「春雨(はるさめ)」といい、
鴉群拳法(からすけんぽう)という流派の
首領「青椒肉絲(チンジャオロウスー)」の息子であった。
鴉群拳法は、超人拳法と中国を二分して隆盛を極めていたが、
病を患っていた青椒は3ヶ月前に玉王と影によって殺されてしまったそうだ。
拉麺との闘いでついに首から上だけになってしまった玉王は
影に抱えられて鴉群拳法を襲撃、
青椒を殺し鴉群拳法の極意書の掛け軸を奪おうとしたが、
間一髪 春雨が極意書を持って脱出した。
⇒なんで生首になってんのに生きてんだよ、玉王! 1ゲェー
⇒玉王の復活 早すぎじゃないか。死んだの前回だぞ。 0.5ゲェー
8~11ツッコミ目
老人の話のつづき
蒼鴉霊山の頂上には青椒が生前に作った隠し道場があり、
春雨の母もそこに待機している。
隠し道場まで春雨と鴉群拳法極意書を送り届けるための護衛を選びだすために
先の試験をおこなっていたそうだ。
老人「しかしわたしたちは
あの武道家たちの腕を試しただけで決して殺してはいません。
すべて失神してるだけでです」倒れている武道家たちを指す老人。
拉麺「わかっていましたよ」
⇒こいつらシューマイを狙ったり、拉麺を上空から地面に叩きつけようとしたり
森に火をはなったり、殺す気満々だった気がするんですが・・・ 1ゲェー
⇒殺してなくたって、事情も知らせずに人を呼び出しておいて、
強制的に危険な試験受けさせて、
失敗したら血まみれで放置って充分犯罪だと思う。
前回の玉王とやってることはあまり変わらん。 1ゲェー
⇒おいおい拉麺、おまえさっき酔夢とかが倒れてるの見て
驚いていたじゃねぇかよ!
なにが「わかっていましたよ」だ! 1ゲェー
⇒拉麺、鴉群拳法門下のカラス男を2人殺しちゃってるけど、
だれ一人 気にしてないな。 1ゲェー
状況説明3
春雨の護衛を引きうける拉麺。
春雨自身は護衛など必要ないと考えているのでふてぶてしい態度だ。
そのとき春雨配下のカラス男が裏切って襲いかかってきた。
男は玉王に寝返っていたのだ。
春雨をかばい老人は殺されてしまう。
拉麺の「破裏拳(ハリケーン)」(パンチ)で男は倒される。
12ツッコミ目
蒼鴉霊山へ急ぐ一行。
木の上から、歯の部分が刃物になったゲタをはいた男二人が
春雨に不意打ちをしかけてきた。
刺客「くらえ ゲタ時雨ーっ!!」
百歩神拳で二人まとめて胴体切断する拉麺。
春雨「このやろ!! このやろ!!」
刺客の死体を足蹴にする春雨を、拉麺がひっぱたく。
拉麺「この者たちは正々堂々と闘って死んでいったのです
手厚く葬ってやるのが武道家の礼儀というもの」
春雨「チッ」不服そうに舌打ちをする春雨
⇒拉麺の基準でいうと二人がかりで不意打ちをしかけてきたこいつらは
正々堂々なんだな。 1ゲェー
13ツッコミ目
さらに夜中 野宿する一行に刺客が襲いかかる。
拉麺は難なく襲撃を察知し、逆に刺客に馬乗りになる。
刺客「ひぃーっ い…命だけは~~~
オラには女房と子どもがいるだーっ!!」 命乞いをする刺客。
拉麺「アタァーッ!!」 しかし拉麺はかまわずブッ殺す!!
春雨「ひ…ひどい。妻と子がいるといっているのは…」
拉麺「この男がいってることはウソだ」(根拠ナシ)
春雨「本当だったらどうするんだ!!」
拉麺「そんなハズはない」(根拠ナシ)
⇒自分をまったく疑わない拉麺スゲェ――ッ!!
美来斗利偉・拉麺男は肉体以前に精神が超人だね。 1ゲェー
14,15ツッコミ目
拉麺を責める春雨
春雨「あなたはただ殺戮を楽しんでるだけだ!!
さ…殺人マシーン
おまえは正義心をふりかざして
今までになん人の人を血祭りにあげてきたんだ!!」
上着を脱ぎだす拉麺。
拉麺「この体に…きざまれた傷の数だけだ!」
拉麺の体に無数の傷アトが浮かび上がっていた。
この傷は普段は目立たないが、
夜になると怨霊が傷を浮かびあがらせるんだそうだ。
⇒「この体に…きざまれた傷の数だけだ!」ってウソ八百だろ。
今回だけ見ても、拉麺はすでに6人殺してるけど
傷らしい傷はひとつも受けてないぞ。
実際は傷の数の10倍は殺してるんじゃないか。 1ゲェー
⇒拉麺の体には夜になると傷アトが浮き上がってくる
なんて設定は今回限りのものです。
チョット調べただけでも第7話、第6話には夜中に闘うシーンがあるわけですが、
当然傷あとなんかありません。第12話以降も同様です。 1ゲェー
16~18ツッコミ目
拉麺の話のつづき
拉麺「その中でも特に…この左胸の傷がひどい」
この傷は二、三年前に悪党と闘ったときに作ったもので
肋骨が2本なくなってしまったそうだ。
春雨「どうして治療しないんだ?」
拉麺「治療はしない。わたしはせめて死んでいった者たちのためにこの胸の痛みを
一生背負って生きていくつもりだ。」 ふたたび横になる拉麺。
春雨「び…美来斗利偉 ら…拉麺男…
なんてすばらしい人なんだ」 拉麺に感服する春雨。
⇒なんかもう自分の傷アト自慢になっちゃてるな 1ゲェー
⇒「胸の痛みを一生背負って生きていく」よりも
殺す必要のない人間はなるべく殺さないようにしたほうがいいと思うよ。
そんなに思いやりにあふれてるなら、
さっきの刺客とか、許してやればよかったじゃねぇかよっ! 1ゲェー
⇒拉麺は闘いで受けた傷の治療はしない
なんて設定も当然今回限りのものですがね。 1ゲェー
19,20ツッコミ目
五日後
ついに蒼鴉霊山のふもとにたどり着く一行。
しかし先回りしていた玉王とその手下の白い人(「影」の白バージョン)によって
春雨を人質に取られてしまった。
玉王「そこまでだラーメンマン。おとなしくついてきてもらおうか。」
拉麺一行は玉王の命ずるままに蒼鴉霊山頂上へのぼっていく。
⇒この白い人はなに者なんだ? 玉王周辺の人物は謎すぎる・・・ 1ゲェー
⇒ふもとから頂上まで黙ってついていったのかよ拉麺…
おとなしすぎじゃないか? 1ゲェー
21~23ツッコミ目
頂上にたどり着いた拉麺一行・玉王一味。
春雨はあっさりはなされた。
玉王「みよあれを!!」
拉麺「ゲェーッ あれは玉王がわたしを倒す人材を養成するために
建設した拉麺男打倒養成所だ――っ!!」
鴉群拳法の隠し道場の隣にはすでに拉麺男打倒養成所が建設されていた。
玉王「屠殺鬼玉王たった今 鴉群拳法のかくし道場を完全にのっとったーっ!!」
⇒春雨を人質にとって一体なにがしたかったんだ?
拉麺一行はもとから頂上に向かうつもりであったわけだし・・・ 1ゲェー
⇒死ぬほど説明的なセリフだな、拉麺。 1ゲェー
⇒「たった今のっとった」ってどういうことだよ。そこに養成所を建設したってことは
かなり前からのっとってたんじゃないのか? 0.5ゲェー
24,25ツッコミ目
「影」がボタンをおすと養成所が動き出した!身長30mほどもある拉麺男型ロボだ!
玉王「これ(=養成所)は拉麺男・鬼鑼悪(キラー)といって
ラーメンマンの技・クセ・思想など特徴を
本人の百倍の力につくってある(⇒ヘタクソな日本語だね)
さあ若ぎみ(=春雨)こいつにふみつぶされたくなかったら
鴉群拳法の掛け軸をだした だした!」
⇒さっき人質にしたときに
掛け軸うばっとけば良かったじゃねぇかよ、玉王! 1ゲェー
⇒養成所がロボットになってて、
しかも拉麺の百倍強いって常人の発想じゃないな。 1ゲェー
(ちなみに鬼鑼悪の鬼の字は正確には鬼鬼と鬼が2つ並んだ字です。)
26,27ツッコミ目
「春雨いけませんその掛け軸をわたしてはーっ」
春雨にさきだってかくし道場に待機していた春雨の母がとびだした。
春雨「ああーっ 母上…!!」
玉王「拉麺男・鬼鑼悪、そのアマを始末しろ!!」
バシ!! 鬼鑼悪にどつかれて 母上・死亡!
⇒母上、あっけなさすぎ。登場した次のコマで殺すなよ、ゆで先生!
最初のほうで「母上はかくし道場で待ってる」
なんて伏線はっちゃったもんだから
一応回収だけはしました ってかんじだな。 1ゲェー
⇒母上は玉王が養成所建設してるあいだずっとかくし道場にいたわけだけど、
監禁されていた様子もないんだよな。どういうことだこれ? 1ゲェー
28,29ツッコミ目
鬼鑼悪に立ち向かう拉麺。
しかし拉麺の命奪崩壊拳や百歩神拳がきかない。
拉麺「か・・・固い。まるで岩のようだ…」
鬼鑼悪の「命奪萬力拳」や「萬歩神拳」をくらいボコボコにされる拉麺。
⇒「か・・・固い。まるで岩のようだ…」
って言うか鬼鑼悪の素材はまんま岩っぽいんですがね。 1ゲェー
⇒拉麺は岩ぐらいは破壊できるはずだろ 0.5ゲェー
30ツッコミ目
拉麺のピンチにあせる春雨&シューマイ
春雨「い…いやまてよ。
すべてがラーメンマンに似せて百倍につくってあるということは、
ラーメンマンの弱点も百倍っていうことになるかも。」
シューマイ「ないよーっ、ラーメンマンに弱点なんて。」
春雨「あるんだたったひとつ。それは敵を思いやるやさしさだ!!」
鬼鑼悪の説得を試みる春雨。
春雨「鬼鑼悪、キミはそれだけのすばらしい力をラーメンマンからうけつぎながら、
その力をただ人を殺すための道具に使うつもりかーっ!!」
説得の効果があらわれ、鬼鑼悪の動きが止まる。
⇒敵を思いやるやさしさって…、皮肉にしか聞こえない… 1ゲェー
31,32ツッコミ目
春雨「よし!今こそこの掛け軸が必要なときだ!!」
春雨が鴉群拳法極意書の掛け軸をひろげると、金のカラスが飛び出した!
カラスは金のハンググラーダーに変化し、春雨はそれに乗って上空に舞い上がり
翼で太陽をさえぎった。
玉王「おおっ…黄金のカラスが太陽の光をさえぎり夜をつくりだしたぞ!!」
鬼鑼悪の体に無数のきずが浮かび上がり、
拉麺の弱点でもある左わき腹には「角錐状のなにか」が浮き出てきた。
⇒「夜をつくりだしたぞ」って日陰になっただけだろ。
「拉麺は夜になると傷アトがうかびあがる」
って設定を利用するためのコジツケだよな。
今回限りの、今回のための設定をわざわざつくったのにもかかわらず、
さらにコジツケでしかその設定を利用できないゆで先生はどうかと思うよ。 1ゲェー
⇒拉麺の傷アトは殺されたものの怨霊が浮き上がらせているわけだが、
鬼鑼悪の傷アトはどういう原理で浮き上がってくるんだろうか? 1ゲェー
33~37ツッコミ目
その「角錐状のなにか」めがけて落陽紅脚をくらわせる拉麺。
拉 麺 男 鬼 鑼 悪 ・ 死 亡。
⇒この「角錐状のなにか」はなんですか??
「弱点」を表現したいらしいことはわかるんですが… 1ゲェー
⇒ホントに弱点も百倍だったんだな…
玉王なに考えてわざわざそんなとこまで忠実にしちゃったんだ? 1ゲェー
⇒鬼鑼悪、最初は30mはあったのに、
戦闘中にグングン縮んで最終的に5mくらいになってるよ…
高さ5mで人型の養成所って何? 1ゲェー
⇒鬼鑼悪のやさしさに訴えてうごきを止めて、
そのスキにブッ殺すって酷くないか。 1ゲェー
⇒当然ながら、「拉麺の弱点は左わき腹」なんて設定も今回限りのものです。 1ゲェー
38,39ツッコミ目
いつの間にか逃げ去った玉王。
悠然と空を舞う春雨。
シューマイ「おーい春雨、降りておいでよー」
拉麺「もう少し飛ばしておいてあげなさい。」
春雨「父上、母上みていてください。鴉群拳法はこの春雨が大切に守っていきます。」
空にうかぶ父母の像に誓う春雨でした。
第11話 「鴉群拳法を守れ!!の巻」 了
⇒「影」の出番は今回で終わり。再登場はありません。
なに者なんだよ、影って!? 1ゲェー
⇒鴉群拳法って、超人拳法と中国を二分するほどの流派といわれるわりには、
どうみても暗殺拳の類だよな。 0.5ゲェー
集計
ページ数 | 46P | ページあたり |
ツッコミ量 | 36ゲェー | 0.78ゲェー/P |
ツッコミ件数 | 39ツッコミ | 0.85ツッコミ/P |
次回 第12話 「放たれた悪魔!!の巻」に続く。
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