対数九九の覚え方


暗記するといっても語呂合わせ100個もあるし、
与えられた数に出来るだけ近い真数を九九表から見つけるのも大変ですよね。
というわけで習得の道筋を書いておきます。


STEP1 語呂合わせの上の句と下の句の対応を覚える。 九九の語呂合わせを順番に唱えてゆきます。 この時点では語呂合わせと数字との対応ができていなくてもよいです。 上の句を読んで下の句が思い出せるようになりましょう。 例: 「砂漠」に続く語呂合わせは? ⇒「砂漠デック悟空」 STEP2 対数と下の句との対応を覚える 「ゼロ」、「市」、「ニッ」、「酸」…と下の句の語呂合わせを順番となえてゆきます。 1から99までのランダムな数字を見て、 それに対応する下の句を答えられるようになりましょう。 例:dec48の語呂合わせは? ⇒「シャバ」 STEP3 対数、下の句、上の句、真数の対応を覚える 数を0から99まで順番に数えて、 対数を下の句に変換、→上の句を思い出す→上の句を真数に変換 1から99までのランダムな数字を見て、 その数に対する真数を答えられようになりましょう。 例:dec67の真数は? ⇒    67は「論難」   →「論難」の語呂合わせは「親露派 デック 論難」   →「親露派」は468 STEP4 真数と上の句の対応を覚える 九九表の真数を見て、それに対応する上の句を素早く思い出せるようになりましょう。 STEP5 語呂合わせを順番に唱える 「位置 デック ゼロ」、「入れ札 デック 市」と語呂合わせを順番に暗誦します。 その際、今唱えた上の句から次の語呂の上の句を思い出せるようになりましょう。 語呂合わせを完璧に憶えていなくても、 今の唱えた上の句から次に唱える上の句はだいたい目星がつくので、憶えきれないところは計算しながら唱えてゆきましょう。 テクニック  対数九九の真数は2%強(2.3%)ずつ増えています。  例えば真数603の次の真数は、603の2%の12増えてた615強と予想できます。 STEP6 ランダムな3桁の数字を対数に変換する。 ランダムな3桁の数字を目的の数字とし、それに最も近い真数を九九から探し、 その真数を対数に変換できるようになりましょう。   エクセルで、「=100*10^RAND()」とセルに打ち込むと ランダムな3桁の数が現れるので、 それをみて対数を答えてゆくと良いと思います。 例:763の対数は? ⇒   「なろ」か「なな」ではじまるゴロは「名ナム デック ヤク(776 dec 89)」   776は763より少し大きいのでdec88の値を試すと「南国 デック 葉っぱ(759 dec 88)」   776よりも759のほうが763に近いので、答えは88 テクニック  対数九九の真数は2%強づつ増えているので、  目標の数と今となえた真数との誤差が1%以内なら、  その真数が最も近い真数となります、  例:目標の数763と、対数九九の真数776との差は9   →目安となる誤差1パーセントの7.6をこえているので、   776は最も近い真数ではない。   対数九九の776の前の真数が最も近い真数になりそうだ。
対数九九へもどる
inserted by FC2 system